矢木沢ダムの一部分で、例年は13メートルの水深がある場所が干上がっていた=群馬県みなかみ町で13日午前10時36分、長谷川直亮撮影
矢木沢ダム 貯水率54%、湖底が露出 首都圏の水がめ
6月14日9時36分配信 毎日新聞
首都圏の水がめ、利根川水系の矢木沢ダム(群馬県みなかみ町)で貯水率が54%(13日現在)となり、ダム湖上流部分が干上がった状態になった。例年なら水面下13メートルにある湖底が露出している。
今冬の少雪で雪解け水が少ないこと、春からの降雨量が少ないことが貯水率低下の原因。利根川ダム統合管理事務所によると、今すぐに渇水となる心配はないが、今後の気候次第では取水制限の可能性があるという。
国土交通省は先月24日、河川局に渇水対策本部を設置した。四国の那賀川水系のダムでは貯水率23.5%、吉野川水系で同17.3%。中部では宮川水系で同32.7%、中国は日野川水系で同53.5%を記録し、いずれも取水制限をしている。
まとまった雨が待たれるが、13日は九州北部と四国地方が梅雨入り。今後1週間は東海と北陸を除く西日本から東日本で雨や曇りが多そうで、これらの地域でも梅雨入り間近の見通しだ。【長谷川直亮、高橋昌紀】
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ようやく
入梅。
だけどここしばらく晴天ばかりだったせいで(たまに夕立のような雨は降ってましたが)
首都圏の水がめはかなり危機的な状況にあるようですね。
街中はお湿り程度でいいから、水源地にはガンガン雨を降らせてほしいものです。