ねこのじかん

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書物は疑え

大学時代、教職で沼野一男教授のお世話になりました。
ご自分の著書を教科書に「書物に書いてあることは疑え」という授業をなさる方で、
基本的には先生のご本を踏み台に疑問点を「質問書」という形で出し、
先生がそれに答えていくという内容でした。
これが教職の必修科目だったというのは、なかなかスゴイ(笑)
イチャモンつけでもいいから疑問点をひねり出せというのはなかなか難しく、
しまいに先生と学生がお互い喧嘩腰になってしまうこともしばしば。
良くも悪くもアグレッシヴな講義だったと思います。

さて、編集者として糊口をしのぐ身になった今、
確かに書物を頭から信じるのは危険だと、骨身にしみて思うようになりました。
マスコミの偏向報道もそうですが、事実を印刷物にする時点で必ず何らかの編集は入り、
どんなにバイアスがかからないように気をつけていても、ズレが出てくるのです。
まして意図的に編集されたものなら、なおさらのこと。

けれど世の中、印刷物に書かれていることは絶対正しい!と妄信的に信じる人は、
それはそれは多いのですね。
トンデモ本といわれている奇抜な「健康本」など、その最たるものでしょう。

先日、その「信者」の方々に触れる機会があって、心底恐しくなりました。
ものを見る目は、常に開けておきたいものです。
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by hazuki-cat | 2006-04-27 23:08 | Cogito, ergo sum

自然塩・にがりで死ぬ!?

おいしい料理を作るには、やっぱりおいしい塩じゃないと!
…と思っているので、うちで使っている塩はみんな天然塩・自然塩です。
沖縄の塩やシチリアの塩、岩塩なども料理によって使い分けています。

JTの精製塩は、塩気だけで味も素っ気もないので嫌い。
コドモの頃は専売制の所為でNaClの純度が高い塩しか売ってなかったんですよね。
今思うと、どうしてみんなあんなもので我慢していたんだろう。
「あじしお」に至っては問題外。母の世代の人は大好きなようですが…。

さて、ちょっと調べようかなと思って「自然塩」で検索をかけてみると、
こんなのとか、こんなのとか出てくるのです。

そういえば、ひところ「にがりが体にいい」という健康情報ばかりが独り歩きしていました。
あれもどうかなぁと生温かい目で見ていたのですが、
医療事故がきっかけだったのか、いつの間にやら下火になっていましたね。

この手のこと、つまり、その時点で世間一般にはいいとされているものに反対を切って
極論的に「だから○○はダメ」「△△を使え」と言っている人は
ほぼ間違いなく「医学博士」ではなく、栄養学などの専門家でもないわけで…
だいたい統計も取らず、臨床試験もしてない(できない)はずなのに、
どうしてそんなこと判るの?と思ってしまうんですよ。

どなたか、こういった「理論」の解説や反論ができる方、いらっしゃいませんか。

ちなみにこんなものもありました。う~ん…?(←まだよく解っていないらしい)

私としては、もともとNaClは摂り過ぎれば害になるものだと理解していますし、
どんなに健康にいいといわれるものでも、使いすぎればよくないと思うのです。
ほどほどに使うならいいんじゃない?と考えているのですが、どうでしょう。
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by hazuki-cat | 2006-04-24 00:18 | Cogito, ergo sum

かなしいはなし

かつて、うちの近所にF原屋という最高に美味しいラーメン屋があった。

店としてはまだ続いているんである。
少し前、あまりに忙しすぎるからか親父さんは弟子を入れ、
深夜営業に手を出したあたりからおかしくなった。

それまでは麺の湯の切り方にも美学のあるような店で、
営業時間は「スープが売切れるまで」、 おかげでいつも午後9時前には閉まるため、
ちょっと残業で遅くなると食いっぱぐれるはめになった。
お客さんが並びすぎていてあきらめたこともある。

やがてその弟子が深夜帯を任されるようになってから行くと、
あろうことか彼はタバコを吸いながら料理していた。
それから私たちは、店の中に弟子の姿が見えると行かなくなった。

昨日は仕事帰り、夕飯の買い物をしてきたので店の前を通りつつ
「明日は食べにくるぞ~♪」と思っていた。
昼の時間なら親父さんがやっていて、弟子はいないはず。
そして今日、久々のF原屋に胸躍らせながら暖簾をくぐったのだ、が。

なにか変だ。

まず、土曜のお昼時だというのに、先客が2人しかいない。
店内のPOPが中途半端にポップなものになっている。
親父さんは3交代制でも取り入れたのか、 カウンターの中にいるのは見知らぬ人だ。
ぼ~っとして覇気の感じられないオッサンと、 蓮っ葉という言葉がしっくりくる中年女性。

厭な予感がした。

宿六は大好きなチャーシューごはんを注文していたが、
水商売風のオバサマはのろのろとそれを作り、ようやく出てきたのはラーメンができた後。
以前は真っ先にサイドメニューを手早く作って、
ラーメンを待つ間を長く感じさせないようにしていたのに…。
これではラーメンを食べている間に冷めてしまう。

ラーメンを作るオッサンにしてもダメっぷりが滲み出る。
湯の切り方もキレがなく適当で、親父さんとは月とスッポン。

そして案の定、出てきたラーメンは酷いものだった。
麺はゆですぎてボソボソぐすぐす、 具のキャベツの中には大きな芯が3つも入っていた。
スープの味にも締まりがない。
味付け玉子は漬け置き時間が短すぎ、味なしというテイタラク。
1杯のラーメンを食べきることが苦行になってしまった。

あんなものに800円も払ってしまったと思うと、心の底から口惜しい。

そして、お店を出るとき。
もともとF原屋では女性客にひとくちゼリーをくれていたのだが、
オバサマもそれに倣って、帰る私に手渡そうとした。
手を出しかけて、やめた。
「蒟蒻ゼリー」を冷凍したものだったのだ。
料理をまともにする人なら、蒟蒻を冷凍すればどうなるか、考えなくても解ると思うのだが…。

私たちがF原屋に行くことは金輪際ないだろう。
いいお店だったのに、かなしいったらありゃしない。
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by hazuki-cat | 2006-04-23 23:20 | 日々是平安

オレンジデイ

f0014658_8332460.jpgオレンジデイ」というものがあるそうで。

> 2月14日の「バレンタインデー」で愛を告白し、3月14日の「ホワイトデー」でその返礼をした後で、 その二人の愛情を確かなものとする日。オレンジ(またはオレンジ色のプレゼント)を持って相手を訪問する。
> 欧米では、オレンジが多産であることから繁栄のシンボルとされ、花嫁がオレンジの花を飾る風習があり、オレンジは結婚と関係の深いものとなっている。

初めて聞きましたよそんなの。
先日もサンキストのキャンペーンガールがあちこちでオレンジを配っていて、
なんでだろ~?と思いながら、私もおいしくいただきましたが…
だいたいホワイトデイからして日本独自のお菓子屋さん用イベントなのに、
今度はサンキスト限定のイベント~~~?という気がします。

調べてみたら「1994年、愛媛県の柑橘類生産農家が日本記念日協会に登録した記念日」
…欧米の由来なんかぜんっぜん関係ないじゃないですか;;
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by hazuki-cat | 2006-04-14 20:59 | 日々是平安

編集者のダメな習性

f0014658_0123333.jpgマンションのエレベーターホールにあった貼り紙。
待ってる間に見ていたら、謎の記述があるのですよ。
…「必要に」って?

よーく考えたら、要するに江戸っ子訛りの人が
「必要」と「執拗」を間違って覚えてたってことのようです。

それにしてもツッコミどころ満載の文章です。
見てるとうずうずしてきます。

…で、つい赤入れてしまいました。

なぜいつも赤ペンを持っているか?
そりゃアナタ、聞くだけヤボってもん(笑)

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さらに見直してみたら、「環七」も誤変換…。orz
これってコドモも読んでると思うのに、
間違えて覚えたらどうするんだろ、なんて思ってしまいました。
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by hazuki-cat | 2006-04-10 23:33 | 日々是平安

Christopherの親友・Robin

クリストファー・リーヴの未亡人であるDanaが亡くなったのは、先日3月7日。
まだ13歳の息子さんがひとり遺されたと知って、
彼はどうなるのだろうと、他人事ながらちょっと心配していた。
そうしたら、Christopherの親友、ロビン・ウィリアムズが
「ウィルの面倒は俺が見る!」と名乗りを上げたとのこと。

ウィル坊、よかったね…なんて、ご近所の小母さんみたいな気分になりました。
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by hazuki-cat | 2006-04-02 00:06 | ニュウス

退職することになりました

April-foolは4月1日の午前中限定につき、これは嘘ではありませぬ(笑)

まぁ、いろいろありまして。
5月20日付で、現在の職場を退職することになりました。
既に「編集長」という肩書きは部下に当たる人へ譲り、
私はその上の「出版事業部長」なんてよくわからない立場で雑誌制作をしています。
やってることは先月までとまったく変わらないのですがね。
今書いている6月号の制作が終わったら、あとは有給休暇消化の方向で。

しかし…「部長」なんて肩書きがつくと、
とんでもなく年を取ったような気がするのは気のせいでしょうか。
そりゃ確かに、「新人」の立場から遠ざかって久しいわけですが…。
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by hazuki-cat | 2006-04-01 21:00 | お仕事のこと