人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ねこのじかん

hazukicat.exblog.jp
ブログトップ

「社会を明るくする運動」の疑問

今日は街中のそこここで「社会を明るくする運動」のビラやティッシュを配る人を見た。
法務省の主唱で行われている運動で、今年で56回目だという。

運動自体が悪いとはいわない。
趣旨を熟読したわけではないが、むしろいいものではあるのだろう。
しかし、その「運動員」の態度が非常によろしくなかった。
こちらは既に他の人からビラをもらったからもういいというのに、
追いかけてきてまでティッシュを渡そうとし、手にねじ込んで行くんである。
そこまでして無理やり押しつけて、何かいいことあるんですか?

はっきり申し上げて、今日の印象では「ただただキモチワルイ」。
どこかの宗教団体の宣伝活動と変わらない胡散臭さで、
まともに協力しようとか耳を傾けようという気が完全に失せてしまった。

コドモのときから社会的な運動に意識を向けている私ですら、この状態だ。
普通の人にとってどうだったかは、推して知るべしというものである。
運動のやり方と運動員のモラルについて、もう一度よく考えていただきたい。


-------
2006年7月4日追記。
1年前の記事だけど、検索していたら同じようなことを書いている方がいらした。
いくら「いいこと」だからって「税金を浪費して」「無理やりビラ配り」は、やはり問題。
そう思う人は声に出して言わないだけで、結構あちこちにいるんじゃなかろうか。
もう56回目にもなるのにちっともメジャーな運動になれない本当の理由は、
こんなところにあるんじゃないかと思う。
by hazuki-cat | 2006-07-03 23:22 | Cogito, ergo sum